「街のサンドイッチマン」モデル

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海軍連合艦隊司令長官をかつて務めた高橋三吉海軍大将の子息、高橋健二

健二は敗戦後勤務先である北海道汽船を解雇された。今まで親の威光によって得ていた多くのものを、父親が戦犯容疑をかけられたことですべてを失う。必死に頭を下げて求職活動を行なうも、雇ってくれる場所はない。
自殺を考え、ビルの屋上から下を見下ろしながら、自分に1週間だけの猶予を与え、この期間に何も探すことができなければ、ここから飛び降りて死のう、と決意する。幸いなことに、ギリギリ6日目にして、サンドウィッチマンという職業を思いついたらしい。そして、彼は2枚の看板に身を挟んで街を歩くことになった。