水にぬれた本を乾燥させる

http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_preserve12.html

(1)水でぬれている箇所を確認し、タオルで押さえるようにして水分をとる。
(2)本文ページのところどころに吸水紙をはさみ込み、ぬれた部分が上になるようにして資料を立てる。
(3)扇風機などで資料が倒れない程度の強さの風をあて、空気の流れをつくって乾かす。
(4)水分を吸い取った吸水紙は適宜取り替える。半乾きの状態(手で触れても冷たく感じない程度)になるまで(2)〜(3)を繰り返す。
(5)吸水紙を抜き取り、板にはさんで乾くまで置いておく。資料と板の間には紙を一枚はさみ、貼りつきを防ぐ。板の上に重石をのせるとページの波打ちや変形を防ぐことができる。
(6)乾燥中は資料を板の間から何度か(1日1回が目安)取り出し、ページ同士が貼り付いていないか確認する。